ジェジュン、ドリカムの名曲「未来予想図II」をどうカバーする? 中村正人も絶賛するボーカルの魅力 - Real Sound|リアルサウンド
誰もが知っている有名な楽曲をカバーすることは容易いことではない。当然、オリジナルと比較されることにもなるため、プレッシャーもあるだろう。しかし、どう自分らしく曲を解釈して、オリジナルの色を残したままアレンジするのか……それがカバーの楽しみ方でもあるのだ。いままでジェジュンが披露してきた多くのカバー曲たちは、それがしっかり表現されていた。
ジェジュンのボーカルスタイルは、高めのハスキーな声でブレスを巧みに使って感情を表現するのが特徴だ。オリジナルを歌うドリカムの吉田美和は、よどみのないストレートなクリアな声の持ち主で、どちらかというと、ジェジュンとは異なるタイプと言えるだろう。
そのボーカルスタイルの違いをどう表現するのか。吉田美和が恋をしている時の幸せな気持ちを声に乗せているとすれば、ジェジュンは恋する女性の切なさをしっかり表現しているように感じた。この切なさの表現が、この「未来予想図Ⅱ」における、ジェジュンらしさなのかもしれない。
ジェジュンは、この曲を歌うためにドリカムのライブビデオを何十回も見て、観客にどのように伝わるのかを研究したという。中村正人は、オフィシャルサイトのブログで「その歌に対する姿勢が ジェジュンの歌を単に「上手な歌」にとどまらず「唯一無二の歌」へと昇華させたに違いない」と絶賛の言葉を贈っている。
今夜、『ミュージックステーション』にて披露されるジェジュンの「未来予想図Ⅱ」。きっと今まで見せてくれたように、ジェジュンらしい「未来予想図Ⅱ」を私たちに聞かせてくれるに違いない。オリジナルと比べながら、彼らしさをぜひ感じてみてほしい。
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